エレベーターの夢の意味を詳しく解説！エレベーターで昇る夢、満員のエレベーターにいる夢など10選

高層ビルのエレベーターで昇る時は、気圧が低くなり耳抜きしないといけないので嫌だ、また高いところに上がっていくのが嫌いだ（高所恐怖症）という人がいます。

しかし、10階くらいまでなら頑張れば階段でも何とかなりますが、さすがに30階を上るとなれば足がパンパンになるだけでは済まなさそうですよね。

実際、東京スカイツリ―などでは、エレベーターがあってこそ展望スペースまでいけるのですから、エレベーターの存在には非常に価値がありますよね。

 

さて、それでは、夢占いの世界において、エレベーターで昇っていく夢を見たらどういう意味を持つのでしょうか？

ここで言っておきたいのは、エレベーターの上に行くこと＝潜在意識から顕在意識への移動なのです。

つまり、本音部分を表意識に出そうとしている点で、感情においては大きな変化を意味しています。

本音で何事も真っ向勝負していこうとしており、悩みも無く晴れた気持ちになっていると思われます。

それに伴い、あなたの置かれている立場も変化します。

ただし、その立場がよくなるかどうかは分かりません。

しかし、本音でいこうという感情・覚悟を生んでいる潜在意識におけるパワーは、潜在能力も含まれているので、その能力を発揮しやすい状態にあると言えます。

このことから、割と何事もうまくいくことが多いようです。

 

※エレベーターで一気に昇っていくような感覚の夢の場合（高層ビルの高性能エレベーターのような）

急激な変化のため、自分や周りがそれについていけないことがあるので注意してください。

自分でもよくわからない言動とそれに伴う周りからの不信感にさいなまれることもあるかもしれません。

満員のエレベーター・・・　微妙にあと一名分空いているけど、わたしが乗ったら従量オーバーの「ブー」が鳴り響くのではと不安になったことは誰しもあるでしょう。

そして、意外に乗れてブザーもならずに安心した経験もあるはずです。

あれって、最後に乗ったお前が悪者って言われている気がして、すごく恥ずかしいというか、申し訳ないというか残念な気持ちでいっぱいになりますよね。

 

そして、乗ったら乗ったらで、おじさん臭やきつい香水の匂いが気になるのはもちろんですし、夏場で自分も汗をかいている場合はみんなの視線が気になります。

動き出せば必ずと言っていいほど、ほとんどの乗客が現在の階数表示の数字をじーっと見ているだけという・・・なんとなく不思議な空間ですよね。

 

では、そんな満員のエレベーターに乗った夢を見ることは何かを暗示しているのでしょうか？

これは一言でいえば「迷い」を暗示しています。

もともとあなた自身の不安定さを表すエレベーターに、たくさんの人が乗っており窮屈な状態です。

ということは、無意識下のあなたも「どうしろというのだ」という状態に他なりません。

そして、それが夢となり信号を送っているのです。

ですので、例えば

「上司からは営業ノルマ必達のプレッシャーがあり、部下からはその方法に期待されている」

「彼氏とデートの約束があるが、友人ともディズニーシーに誘われている」

のように中間管理職の方や、八方美人タイプの人に陥りがちな感情の表れと言えます。

その結果、立ち往生してしまうことを警告してますので、迷いを断ち切るよう努力されてみてはいかがでしょうか。

アメリカの人気ロックバンド エアロスミスの有名な曲に、ラブ・イン・アン・エレベーター（Love in an Elevator）という曲があります。

要は、エレベータで愛し合う（セックスする）意味合いの歌なのですが、非常に歌詞は過激であり、リズムも含めて昇天するような快感を表現していたように思います。

エレベーターは、もちろん今や防犯カメラもついていますし、密室とはいえセックスするのはスリリングの極みと言えるでしょう。

しかし、そんなエレベーター内でセックスをするような夢を見るということはどんなことを意味していると思いますか？

 

もちろん、セックス系の夢は性欲がたまっている時に見やすいので、そういった側面での暗示、つまり性欲を満たしたいという感情が露骨に夢に出てきたとも言えます。

ただし、そうでない場合もあります。

あなたは、今現実においてありえないことに遭遇したいという強い気持ちがあります。

もっとわかりやすく言えば、自分自身を１８０度変えたいという欲望・願望があるのです。

自分自身の変化や不安定さを表すエレベーターにさらに、スリルというエッセンスのセックスが組み合わさることで、あなた自身「もうどうなってもいいからとにかく自分を変えたい」という強い欲求を意味しています。

そして、もうすでに大きく変わろうとしているターニングポイントが近いことを予知しているとも言えます。

例えば

「故郷である田舎を捨てて上京する覚悟が決まった」

「好きだけど、不倫関係を解消しようと決意した」

など様々で、変わる方向性が善の時もあれば、悪の時もあります。

ある一線を越える時、犯罪を犯す前に見られることもあるようです。

それらのターニングポイントに向けての重圧を夢の中で発散しているのかもしれませんね。

エレベーターに乗ろうとしたら、メンテナンス中もしくは故障中、はたまた人が多すぎて乗る気が失せたなんてことありますよね。

そんな時、次のエレベータを持つより行きたい階が3階くらいまでなら徒歩で階段を使う人も多いのではないでしょうか？

正直、時間もかかるし、しんどいけどやむを得ず階段を使って回り道をせざるを得ませんよね。

 

ここでは、「エレベーターが故障していて徒歩で階段を昇る夢」についてお伝えしたいと思います。

エレベーターはあなた自身の「不安定さ」を意味していますが、それを計らずして回避したといえることがこの夢のポイントです。

この夢は、気持ちの迷いや悩みなどが、解消されて清々しい状態にあなたがいることを意味しています。

そして、その階段を使って努力して目的地に向かうということは、今のあるがままの状態で努力したら結果が出るぞという吉夢です。

また、向かっている階がさらに重要で、目的までの努力量を示しています。

30階などの高層ビルの最上階を目指しているようなら、相当努力が必要でしょう。

ただ、努力をすれば結果が生まれるという暗示でありますので、今のあるがままの状態を信じてください。

例えば

「この調子で勉強を続けて行けば、志望大学に合格する」

「この調子で素直に彼と接すれば、いずれ付き合うことになる」

というものです。

裏を返せば「諦めるな」ということなのです。

「エレベーターで昇る夢」の逆バージョンです。

では、エレベーターで降りる夢は、「エレベーターで昇る夢」の逆の意味を持つのでしょうか？

まずは、エレベーターの上に行くこと（昇る）＝潜在意識から顕在意識への移動なのですが、

逆に下に行くこと（降りる）＝　顕在意識から潜在意識への移動となります。

つまり、エレベーターを降りるということは、表意識や自我を潜在意識にひっこめようとしているのです。

 

解釈としましては、今あなたは何かから目を背けようとしている、忘れたい事実があり、その感情の変化を意味しているのです。

トラウマが形成される典型的なパターンで、自分の思い出したくない過去を内にしまいこもうとしているのです。

例えば、

「ひどいいじめに遭った」

「上司から酷い叱責を受けた」

といった、辛い過去を忘れようとしているのです。

人間の記憶は嫌なことを消そうとするのですが、自発的なものではなく無意識的なものです。

忘れようとして忘れるように都合よくは出来ておりませんので、無理矢理に消した過去は、トラウマとして心の奥底に残り、何かの拍子に出てきます。

 

ただ、安心してほしいのが、この忘れたいレベルは個人差もありますし、トラウマとして残る場合もあれば自然消滅していくこともあります。

大半は自然消滅します。

ただ、最近あなたの周りで、忘れたいことが起こったから、見てしまう夢のパターンだと思っておいてください。

エレベーターに乗っている時、わたしはいつも「止まったりしないよね」と少し心配になります。

少しトイレに行きたいときなどは結構心配になります。

地震による大規模停電によって、エレベーターが止まり救助まで半日かかったという例もありますので、あながちあり得ない事でもありません。

しかし、エレベータが止まるという確率たるや新幹線で事故が起きるくらい低いようですので、基本は安心していいのでしょう。

 

では、夢において、エレベーターが止まってしまう夢を見た場合はどんな意味があるのでしょうか？

エレベーターはあなた自身の「不安定さ」「感情の変化」を示すものであるのですが、それが止まるという風に考えていただければ分かりやすいかと思います。

つまり、あなた自身が安定して、あたらしい未来の方向性を見つけようとしている暗示なのです。

 

ここで、重要なのは一人でエレベータに閉じ込められたのか、複数の人と共に閉じ込められたのかとうことです。

一人でエレベーターに閉じ込められた場合

あなたは今非常に「孤独」を感じています。

これは前向きな「孤独」なのです。つまり、孤独だけど寂しくない、気にならない感覚です。

日本語では「孤独」としか言えませんが、英語ならば「孤独」を指す意味が2つあります。

1つは、ご存知 【loneliness（ロンリネス）】・・・ いわゆる一人で寂しい孤独

もう1つは、【solitude（ソリチュード）】・・・ 一人で楽しく、自由に過ごす孤独

そうです、この場合はsolitude（ソリチュード）なのです。

よって、悪夢のように見えるこの夢は、吉夢なのです。

※もし、助けに来た人がいれば、その人はあなたにとって潜在的に苦手な人、邪魔な人になりますのでご注意ください。

 

複数の人と共に閉じ込められた場合

あなたは、非常に人恋しい状態の「孤独」にあります。

上の例で言えば、loneliness（ロンリネス）なのです。

人がいるのに孤独とはどういうことかと思いますが、人恋しいからこそ、人といることで安定したい自分をこのエレベーターは表しているのです。

※一人でエレベーターに閉じ込められた場合と同じで、もし、助けに来た人がいれば、その人はあなたにとって潜在的に苦手な人、邪魔な人になりますのでご注意ください。

高層ビルやおしゃれなショッピングモールのエレベーターはガラス張りが多いですよね。

東京スカイツリ―のエレベーターなんかは東京を一望できて爽快な気持ちになります。

また、たまに床もガラス張りのエレベーターもあるようで、なんだか自分自身がショーウィンドウに入った商品みたいですよね。

ただ、高所恐怖症の方にとっては苦行以外の何物でもないでしょうが・・・。

 

さて、そんなガラス張りのエレベーターの夢にも意味があります。解釈していきましょう。

この夢は、あなた目線ではなく逆なんですね、まわりから見られている ＝ あなたが視線を受けているという意味なのです。

ガラス張りなのであなたからはもちろん、まわりからも見えますよね。

そう考えていくと、今あなたは「まわりからの視線が気になる」「まわりに見透かされているように感じている」という状態にあるのです。

要はあなた自身「後ろめたい」何かを抱えているのではないかということです。

例えば、

「彼氏以外の男とデートした」

「不倫している」

「仕事で経費を横領している」

など、そういった自分の犯した罪に対して、それがバレやしないかと非常にナーバスになっています。

そして、無意識のあなたが、夢を通じてあなたに対してその罪を問いただしているのです。

そういう意味でこの夢は、悪夢なのです。

エレベーターに乗っている時の「止まったらどうしよう」という不安の他にもう一つの不安があります。

それは、このエレベーターを釣っているワイヤーが切れて、エレベーターごと落下しないかという不安です。

この事故は非常にまれですが、国内外で実際ににあります。

エレベーターが止まるよりも発生確率は一段と低そうです。

 

では、自分の乗っているエレベーターが落下する夢を見てしまうということは何か意味があるのでしょうか？

どこかから落ちる系の夢は割とよく見られますが、「エレベーターごと」というところがポイントです。

エレベーターは「不安定さ」「感情の変化」を表していますので、落下するというのは大きなショックがあって、マイナスの出来事を暗示するのではと疑いたくなりますが、違います。

「落ちるとこまで落ちればスッキリする」と言いますが、この夢は心身ともに受けていたストレスからの解放を意味します。

人間は、立場、環境によって自分を演じていますよね。

“恋人に見せるあなた”

“家族に見せるあなた”

“友人に見せるあなた”

そして、自分自身の本音を押し殺して、演じるあなたがそこにいるのです。

そこで生じる、ジレンマや煩悩や悩みから解放された状態になることをこの夢は示唆しているのです。

真に心を許せる存在が現れ、人生を捧げてもいいくらいに満ち足りた出会いを暗示しておりますので、これはまさしく吉夢なのです。

ただ、これは人でなくて、クルマやギターなどの趣味に関することもあれば仕事の職種という意味もありますので、人生の伴侶ができるなどと一喜一憂してはいけませんよ。

エレベーターで尿意や便意を覚えたら・・・　焦りますが、それほど時間がかからないので不安ですが問題ないレベルです。

むしろ、おならがしたくなった場合の方が神経がとがりますよね。

万が一、放屁してしまい、音も伴えば・・・乗っている人は全員ドン引きでしょうね。

現実の世界でエレベーター内で排便、排尿することはないでしょう。

 

ではもし、エレベーター内でトイレする夢を見てしまうとすればどんな意味合いがあるのでしょう。

ここでは大便であろうが小便であろうが関係ありません。

問題は、その羞恥心にあります。

エレベーター内でトイレする夢で羞恥心がある場合

恥ずかしいのだけどもなぜか排泄行為をしているというものですが、これは心の叫びといえるでしょう。

これは誰もあなたの相手をしてくれていない、救ってくれようとしない悲しみを暗示しています。

例えば、

「自分だけ仕事がたくさん回ってきているが、誰も助けてくれずに定時に帰る」

「夫とのセックスレス状態が続いている」

など、あなた自身の置かれている立場に限界が来つつあることを意味しています。

エレベーター内でトイレする夢で羞恥心が無い場合

なぜか羞恥心も無く当たり前のように、下手すれば笑いながら排泄行為をエレベーターでしている・・・　いかにも夢らしい夢ですよね。

これは、エレベーター内でトイレする夢で羞恥心がある場合とは真逆です。

悩みや煩悩も無いわけではなく、うまくコントロールできている感じです。

仕事で言えばオンオフがはっきりできており、今まさにオフであり、「恥も外聞もなく」おもいっきりエンジョイできているのです。

非常にハイテンションなあなたの心情を映し出されている夢といえます。

こういう心情である場合は、得てして物事がうまくいくので吉夢ととらえて問題ないです。

付き合ってもいないけど、好きな人とエレベーターに乗るっているのはどんな感じでしょうか？

話に夢中になる人もいれば、上方になる階の進捗パネルをじっと見てお互い沈黙している人もいれば、接近する自分の臭いとかを気にしている人もいるでしょう。

でも、共通して言えることは、早く目的階に着いてほしいという気持ちですよね。

 

結論からいえば、好きな人とエレベーターに乗っている夢は吉夢です。

自分自身の不安定さの象徴であるエレベーターに好きな人が乗る ＝ 早く目的階に着きたい

これは、あなたの不安定さからの解放の可能性を示唆しているのです。

そして、その好きな人は本物です。

あなたの本心を本音をさらけ出せる運命の人にふさわしいことを意味しているのです。

平たく言えば、結婚すべき相手になりうるということなのです。